痛みを緩和する為に大きく分けて二種類の方法があります。一つは、痛みのある部位の筋肉や関節、

そこに関連する神経領域にアプローチする方法です。

例えば腰痛なら腰回りを中心に施術します。

もう一つは腰痛以外の全身症状を細かく問診し、

脈や舌の状態を観察して五臓六腑の働きに注目します。

その上でアプローチすべき経絡を定め、

必要な経穴(ツボ)を選んで施術します。

例えば高齢者、手足の冷え、耳鳴り、頻尿に加えて腰痛の方に対して腎虚(じんきょ)ではないかと想定し、

脈と舌の状態を確認して腎虚と判断すれば腎を補う

経穴を選びます。

足首周り、腰の裏にある経穴に鍼灸しますので、

え？

腰痛なのに足首？

と思われたりしますが、これが経絡療法です。

効果は腰痛だけでなく、手足の冷え、耳鳴り、

頻尿に対してもあります。

脈診以外はネット上で非接触対応可能です。